2016-08-01 13:27 | カテゴリ:映画音楽
B-2爆撃機が、夜の日本に飛来する時の楽曲ですね。
極めて不気味。鷺巣詩郎音楽の、裏の醍醐味です。
イギリスの作曲家、ベンジャミン・ブリテンの合唱曲みたいで、個人的にとても好きです。




Only defeat is no option -敗北は許されじ-


戦(いくさ)だ!顔を上げよ!

汝の精神、脆くとも!
汝、青ざめ怯んでも!

血潮は速く、誇りと激情が駆け巡る!

敗北だけは!
敗北だけは許されじ!

さらなる戦だ!頭(こうべ)を上げよ!

さらば、汝の魂、解き放たれん!




つづく
2016-08-01 12:34 | カテゴリ:映画音楽
Who will know -誰が知るだろうか-

この楽曲が流れる、放射火炎のシーンは、極めて美しく、悲劇的ですよね。
英語の歌詞の和訳です。(意訳もあり)

Who will know -誰が知るだろうか-

誰が私を知るだろうか。
私がこの世を去った時には。
誰も知ることなく、私は失われ、私の願いの痕跡すら遺されない。

しかし、私は続けざるを得ない。
…恐怖…涙…何が私に降り懸かろうとも

私は伝えねばなるまい。

私の心を…虚無を!



私の息の根がある内は…虚無が…希望すらない虚無が、纏わりつく。

私の眼に映るのは、果てのない…深淵へと続く斜面のみ。

しかし、私はまだ求めている。
僅かな希望を。

私が欲しいのは…

一条の光。

私を殺す、その闇を

終わらせる

ヒトスジノ、ヒカリ。




…以上。
…いかがだったでしょうか?

実に濃厚な庵野ワールド。14歳くらいの人間が囚われる、絶望、空虚。そしてチカラ。

ネットでは、ある説が囁かれています。
冒頭のボートの持ち主…つまり、消息を絶ったマキ博士(妻を見殺しにした世界を憎んでいた)が、「私は好きにした、君たちも好きにしろ」と、ゴジラへと変身した、生まれ変わった、と言うものです。
(シーンとしては、映画「プロメテウス」の冒頭みたいな自殺シーンでしょうか。)

この歌詞が、誰の独白を示しているかは、明らかでしょう。


ギリシャ悲劇を意識したという鷺巣詩郎さん、流石でした。

つづく。
2016-08-01 10:31 | カテゴリ:映画音楽

【NEW!!】このシーン、ピアノで再現してみました動画


Persecution of the masses-群衆の迫害 -

群衆の迫害

主の恵みの、あいなきことよ!

おお、主よ!我らに加護を与え給え!
祈りを捧げし罪なき子羊に
責め苦を与え給うな!

いと高き賛美が、我らの全てなれば
我らを御身から離し給うな!



…以上。だいたいこんな内容だと思います。意訳も入ってますが。
とても宗教的な内容ですね。教会典礼のような。
そう考えると、題名の「masses(単数形mass)」は、群衆、民だけでなく、キリスト教の「ミサ」の意味もある掛詞(かけことば)だと思われます。

つづく!
2016-07-31 19:32 | カテゴリ:映画音楽
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(画像は、7/30の、札幌地下歩行空間に展示されていたゴジラ)

さて!皆さん!僕の↓の記事を憶えておいででしょうか!?未読の人は、是非読んでみてください!
過去記事「シン・ゴジラ」予告編の音楽

さて、今日、『シン・ゴジラ』のサウンドトラックがEVANGELION STOREより到着しまして、早速ききかじっているところでございます。

予告編で流れていた楽曲の題名が判明しました。「Persecution of the masses」。

これに庵野監督がつけた題が、「上陸」となっています。

僕はドヤ顔をします。

なぜならば!

過去記事にて、【この音楽は、伊福部昭の「海底下のゴジラ」のメロディを裏返したもの、つまり反行形なわけで】【ゴジラの沈没、死の裏返し、つまり復活を音型によって表している!】と結論づけたわけですが、半分、的中でしたね!

実際、シン・ゴジラが海から上陸し、人類に初めて立ちはだかる際の音楽だったわけで!

リーフレットに載っている英語の和訳作業をすれば、もっと分かることがあるかもしれません!

つづく!
2016-07-30 18:50 | カテゴリ:未分類
EVANGELION STORE で、シン・ゴジラのサウンドトラックを注文しております。

昨夜、発送のメールが来たので、到着し次第、今回の劇伴のより深い分析に入りたいと思います。

乞うご期待!