2016-07-31 19:32 | カテゴリ:映画音楽
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(画像は、7/30の、札幌地下歩行空間に展示されていたゴジラ)

さて!皆さん!僕の↓の記事を憶えておいででしょうか!?未読の人は、是非読んでみてください!
過去記事「シン・ゴジラ」予告編の音楽

さて、今日、『シン・ゴジラ』のサウンドトラックがEVANGELION STOREより到着しまして、早速ききかじっているところでございます。

予告編で流れていた楽曲の題名が判明しました。「Persecution of the masses」。

これに庵野監督がつけた題が、「上陸」となっています。

僕はドヤ顔をします。

なぜならば!

過去記事にて、【この音楽は、伊福部昭の「海底下のゴジラ」のメロディを裏返したもの、つまり反行形なわけで】【ゴジラの沈没、死の裏返し、つまり復活を音型によって表している!】と結論づけたわけですが、半分、的中でしたね!

実際、シン・ゴジラが海から上陸し、人類に初めて立ちはだかる際の音楽だったわけで!

リーフレットに載っている英語の和訳作業をすれば、もっと分かることがあるかもしれません!

つづく!
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2016-07-30 18:50 | カテゴリ:未分類
EVANGELION STORE で、シン・ゴジラのサウンドトラックを注文しております。

昨夜、発送のメールが来たので、到着し次第、今回の劇伴のより深い分析に入りたいと思います。

乞うご期待!
2016-07-29 18:40 | カテゴリ:映画音楽
さてさて、過去の記事で、予告編の音楽が、初代ゴジラの伊福部昭の音楽へのオマージュであることを、独自の分析によって明らかにしました。

さて、映画本編はというと。

(…ここからネタバレあり!!)


伊福部昭の音楽に溢れていましたね!

伊福部昭オマージュとかいうレヴェルではなく、まさに原点回帰。

自分は、今回の映画に付される、鷺巣詩郎作品に大いに期待していたのですが、あくまで伊福部というハンバーグに添えるブロッコリーやニンジンのような感じでした。

音源も、当時録音されたもので、新しい映像と古い音楽の融合は、とても新鮮な演出でした。

…と言うような全体的な事は、誰でも言える事だと思うので、もう少し深めていきましょう。

庵野&鷺巣コンビの代表作、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズでは、予告動画を、セリフなしのミュージックビデオのような感じで、本編を予測させないような断片的な本編映像をバラバラと貼り付けて作っておいて…そしてその楽曲を、本編の一番盛り上がるシーンで流すことで、観客に「キターーー」感を存分に味わわせる、というのがパターンでした。

しかし、今回はどうでしょう?

なんと、序盤の(しかも、ゴジラが何だかよく分からない姿の時の)のシーンで、早々と使ってしまったのです。

これには肩透かしを喰らいましたね!

パンフレットに書いてある通り、鷺巣さんのトリックは成功していたと思います。

しかし、パンフレットに書いていないトリックも、鷺巣さんは仕掛けていたのでは?
というのが、本記事の主軸になります。

トリックひとつめ。

【序盤と、中盤以降の緩急。】

序盤は、動きの鈍〜〜い政治家たちが中心となって物語が進むのですが、ここに全然、音楽は付けられません。
庵野作品にしては、会話のリズムも悪いし、調子外れです。

ようやく作戦が動き出し、音楽キタ!と思いきや、エヴァのDecisive Battle(決戦)をもじったような、偽モンの、パチモンのような音楽が流れ始めます。

(ようやくキタ!……でも何だか微妙…燃えない…)

というのが自分の第一印象だったのですが…

物語が動きだすキッカケ…各分野のスペシャリスト(ただし鼻つまみ者)たちが集められるシーン以降、本物のDecisive Battleが流れ、会話もリズミカルに、カッコよく流れ始めます。

「やられた!」

音楽を用いた、音楽でしかできない表現。

これを、映画の展開に合わせて効果的に配置した、そのトリック!

庵野&鷺巣コンビは映画作品において、音楽、音声の流れを意識し、巧みに利用することが出来る、稀有な才能だと思います。





2016-07-29 17:23 | カテゴリ:映画音楽
『シン・ゴジラ』予告編!その音楽
↑劇場公開前の、予告動画の音楽に関する記事

さて、いよいよ本日公開となりました、庵野監督の『シン・ゴジラ』!
IMAXで朝から観て参りました!
ネタバレなしの、総評と言うか…まず個人的な感想。

270%、満足いたしました!!

想像を遥かに超える出来です!

巧妙な展開!鮮やかな映像表現!
原点回帰に留まることのない、同時代性と強烈なメッセージ!

日本という国のリアリティ。そして、紛うことなき、庵野ワールド!

芸術性とエンターテイメント性の両立。

こんな作品は、そうそう現れないでしょう。

これから商業的な成績がどうあれ、間違いなく、日本映画の金字塔に加えられると、自分は確信しています。

興味のある皆さんは、是非是非、劇場へ足を運んで下さい!
それだけ価値のある作品です!

もう観てきたよ!という方は、ネタバレありの、次の記事へ!
音楽に焦点を当てて、語って行きたいと思います。

つづく